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2017年11月12日

あしごき(足ごき)

東京地方で言う「チンゝモガゝ」であって、二人以上が各々片足を後方に上げて片手でその足首を握るか、或いは足を握らず、しのまま他の片足で跳躍しながら、或いは進み、或いは退き、或いは停止するなど、巧みに身体を支えて競争・押し合い・擬戦などを行う遊戯である。京阪地方では「チンゝ」、九州のある地方では「スケコンスケコン」とよんでいるが、この遊戯を二人でやるのを「鷺相撲」といっているところもある。平安朝以前から行われていたものであって、最も盛んに行われたのは、元禄時代だと言われている。第百十二代靈元天皇の寛文十二年(二三三二)に刊行された『後撰夷曲集』に、「いせ参りあこきが浦にひく足もたびかさなればちがゝぞする―廣通。」とあり、第百十七代後櫻町天皇の明和六年(二四二九)十一月市村座で初演されたという長唄『隈取安宅松』に、「ちっちゃ子持や桂の葉、ちんがちがゝちんがらこ、走りゝ走り着いて先へ行くのは酒屋のおてこ。」とある。古くは「チンゝモガゝ」のことを、「ちがゝ、ちんがらこ、ちんがらく」といったことは、落合直文氏の『ことばのいづみ』にもみえている。  

Posted by keel at 23:59Comments(0)日本の遊戯