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2009年05月22日

『ソウル&ソード』

やっぱこれだな。やるぞ。
先日の百の世界の物語と同じくらい好きなゲームがこれだ。
パンドラの夢、『ソウル&ソード』。

ブレイズ&ブレイドの原作ではないが、わりと雰囲気とかは近い部分があったりするような気がする。

このゲームはスーファミのゲームで、販売と製作と開発が全部バラバラだった。
んで、こちらは一人用だったので、友達はいなくはないが(対戦ゲームは)一緒にやってくれないことのが多いので、俺的には百の世界よりこっちを遊んだ。

簡単に言うと、ある島へ行き、主人公を動かして島で仲間を集めていろんなイベントをこなすゲームなのだが、途中で島から帰ることもできるし、ゲーム内で時間の概念があり10年経過(主人公の年齢が16→26)すると終了。
もちろん、全イベントクリアだと真のクリア。双子がかわいい。

とにかく、このゲームが好きなんだが、そういうゲームに限って不満が多いのは今までどおりである。

主人公はいろんな武器、防具、魔法、技を装備できるのだが、それには必要な能力を満たさなければならない。
んで、そのためにレベルアップ…というか戦うごとに能力値がちょっとずつ上がるFF2とかサガ方式。敵の出現パターンも(ついでに言うならイベントボスの強さも)、それにならう。
そこまではいいんだけど、そのレベルアップに必要な戦闘がやたら時間がかかって面倒なのだ。
サイメダルを99個買って逃げ回るのが基本戦術になるのだが、それだと能力が上がらない。

このもどかしさ。

一番最後に勇者の剣を手に入れるイベントをプレイしたのに、そのイベントが終わってもまだ主人公(だけではなくパーティの誰も)はその剣を装備できなかった。
序盤のイベントで手に入れた強い斧は、当然使い道はなかった。

なんとかならんかったもんかな。


んで、仲間なんだけど、基本パーティは6人なのは良いことだが、主人公+5人は固定で、なんかイベントで別のキャラが入るときに双子かジジイが抜けるという準FF2方式。
要はバルモアさんと盗賊娘はスタートイベントからずっといる計算になる。
つまり、ストーリー上主人公が無個性でなければいけないため、彼らこそがシナリオでの主人公・ヒロイン役を担うことになる。
この二人が嫌いというわけではないのだが、なんか毎度毎度同じキャラで同じ話になってしまうため、もう一回プレイだ、という気力は根こそぎ失われることになる。

まあ、そのおかげであるシナリオが凄く面白くなるんだが…
問題は、明らかにソウル&ソードのスタッフ(の一部?)が携わったとしか思えない永遠のフィレーナで、そのシナリオ「精霊王国奇譚」で揶揄したネタそのままのことをやっていてちょっとなあ…と思った(そういえば永遠のフィレーナのレビューで同じこと書いてて、さらにリラとレラを間違って書いた覚えがあるが、どうでもいいか)。
という訳で、全イベントをプレイすると、非常に印象に残る「精霊王国奇譚」はぜひプレイして欲しいところ。バルモアが好きになる。

イベント自体は、ある程度進行の順番が自由で、それでいてそこそこバランスが取れているので悪くはない。
けど、開発者の村とかカンベンして欲しいし、大きめなイベントがあんまりない感じもちょっと残念感はある。


また、続編扱いのトラバースが全然面白くないというか面白くならないのも納得いかず。面白くないというか…これ以上は関係ない話なので省略。このゲームは例の山登りゲームへの布石だろう。


でもホント好き。
移動に時間がかかるというシステムをとっているのだが、これが島の大マップ上を動いて、それぞれの道のりに設定された所要時間を消費して進めるものなのだ。
この設定を生かしたイベントがしっかり用意されており、またそのバランスが実によいのがポイント。
依頼を受けたイベント、クリア済みのイベントも確認できるし、情報の得方も歩き回る必要もなく家を一軒一軒訪ねるという形をとっていて、プレイそのものが小気味よい。
似たような内容のWizap! にはハマらなかったのだが、多分、その辺のバランスや操作性のよさも多分に影響していたと言える。


ロマサガ1と3の間あたりに発売されたので、俺的にはロマサガ2ポジション(本物のロマサガ2は俺の屍を越えてゆけ0だと思う)の印象もある。
まるでレイフォースとレイクライシスの間はセカンドアースグラティアであるようなもんだ(人によってはゼビウス3DGとかか)。

あとは戦闘のタルさだけが問題だった(ロマサガと比べても)。

このゲームの続編は…今あえて望む必要もないか。
いずれは一度、フィーチャーしたゲームを作成したい今日この頃である。

今日はこれで終わり。

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