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2008年01月09日

『あずまんが大王』

全4巻制覇記念。今更この漫画のレビューをして何になるのか。
まあ、最近読んだんだ。時期はずれではあるが、ここのレビューでは新しい方だったりするからいいか。

実は、
ゲーセンのプライズに貼ってあった4コマ→あずR→ネットで無料公開してた奴(今はもうない)→本編→アニメ(いまここ)
という順序で見ていったので、この作品に対する感想は時期によってそれぞれ違う。

そんな順序も踏まえて書いていこう。

初めて見たのは、なんかゲーセンのあずまんが大王プライズが入ってる中に、本編の4コマのいくつかを拡大コピーしたものが貼り付けられていたのが初見だ。
しかし抜き出したのが大阪の夢の中の話の部分だったので、知らん人にはなにやらわからず、つまらなさそうとしか思わなかった。


人気ある割には大して面白くないなー、と思っていたが、やっぱり(主に眼鏡が)気になっていたところ、RPGツクール製のフリーソフトにあずまんがRPGが。
やってみた所、あずまんがとかどうでもいいが、ゲーム内容的にゲーオタというかSFC時代のRPGオタ臭くて面白かった。話はどうでもいい。というかネタ臭すぎだ。
ただ、今考えると随分と本編を読んでいるんだなあと気づいた。



んで、一時期ネット上であずまんが大王の一部が見れた。
そこでは確かに一部が読めたが、これだけでも金取れるじゃねえ? 位のボリュームがあった。
誰がどういう立場で、それを利用したネタを駆使して笑わせ、4コマでオチをつけながら話を進めていく手法は、90年代から流行った4コマ漫画のスタイルだ。
その点を踏まえたつくりで、キャラの立ち位置を把握してしまえば楽しめる。元々よくそういう漫画を読んでいた為、誰が作中でどんな土台を築いたかをつかむだけで面白さを理解できた。


なお、この時点では榊>よみ>他>智、ゆかりの順に好感が持てていた。


で、本編だ。
スタイルとしては同じだが、この作中独自のネタだけではなく、日常的なネタも多くあり、この点は初見の人にも理解されやすいのかと思った。
キャラも描かれている部分が多く、しかも高校生活3年間で終わっていて、たった4巻で随分と綺麗に終わったものだと思った。
もっとも、ラストは変に泣かせっぽくなっているのでここは好き嫌いが分かれるのではないか。
締めるべき箇所で笑いに逃げない点は評価するが、なんか腑に落ちないようなシーンがいくつかあるのも否めない。4コマ漫画的な部分以外は微妙、という感じ。

結論としては佳作以上。名作かどうかは個々人の判断に寄るが、駄作ではないと言い切っちゃってもいいかと思った。
ただ、いくつか気に食わないネタもあったのはマイナス点。


最終的には よみ>木村の奥さん>他>ゆかり な好感度に。
智は本編を見るとやなキャラではあるが可愛いキャラでもあったし、きちんとツッコミ役(特に神楽参入後)が機能していたのであんまり嫌悪感はなくなってた。
反面、ゆかりは…少なくとも共感はしねえなあ。絡みのネタもあんまり面白いとも思わなかった。


あと、榊は本編だと少しウザったいキャラに感じた。もうちょっと飄々としてるもんだと思ってたんで…夢見がちなのはいいけど強調しすぎというか。

よみは眼鏡だからっていうよりは、あのつっけんどんな物言いが好きで。わりと努力型でそれなりに有能だがボンクラ、みたいな感じがなんかいい。外面はいいけど身内にはキツイ内弁慶なあたりとか。


なんつーか、やっぱりほのぼの系学園ものは入りやすいね。
俺は女子高生とか好きってわけじゃないから、この作品ならこのキャラいいよネ的な印象で止まっているけど、まあいいキャラどもではあるなあと思った。
これが自作に生かされるかどうかは知らんけどな。

アニメも全部見たら感想書くかな~

今日はこれで終わり。


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