2007年08月28日
『メタルフィニッシュ』
森田まさのりアシスタントといえば、打ち切りばかり。その中の一人、鶴岡伸寿の『メタルフィニッシュ』。
失礼ながら、いきなり欠点をあげたい。
絵が見づらい。
劇画っぽく線を描き込みすぎるのはいいのだが、この漫画や同作者の読みきり漫画などでも、描き込みすぎて認識しづらいというのが最大のネックになっていると思う。
内容的には、やんちゃな新入生が不良化した先輩アイスホッケー部員と勝負という、少年漫画の王道パターン。ジャンプ連載作品でも同系統のパターンの作品があるが、それらと同じ流れだと認識して構わないと思う。
後半では、きちんとキャラクターの過去なんかが語られたり、特に相手の上級生チームのエピソードなどもあったりして、この辺は良かった。
ただ、上級生チームの必殺技「死神の大鎌」のネーミングは、良くも悪くも、どう評価していいかわからない。
話の流れそのものは問題ないので、やはり絵柄。描き分け自体はしてあるのに見づらいのは、中核の絵も背景も同じように描き込んでいるからかなあ。労力のわりには表現部分で損をして、もったいないと思う。
余談だが、作者の短編集のどれかにサイボーグGちゃんが描かれているコマがある。あれは一体なんだったんだろう。
今日はこれで終わり。
絵が見づらい。
劇画っぽく線を描き込みすぎるのはいいのだが、この漫画や同作者の読みきり漫画などでも、描き込みすぎて認識しづらいというのが最大のネックになっていると思う。
内容的には、やんちゃな新入生が不良化した先輩アイスホッケー部員と勝負という、少年漫画の王道パターン。ジャンプ連載作品でも同系統のパターンの作品があるが、それらと同じ流れだと認識して構わないと思う。
後半では、きちんとキャラクターの過去なんかが語られたり、特に相手の上級生チームのエピソードなどもあったりして、この辺は良かった。
ただ、上級生チームの必殺技「死神の大鎌」のネーミングは、良くも悪くも、どう評価していいかわからない。
話の流れそのものは問題ないので、やはり絵柄。描き分け自体はしてあるのに見づらいのは、中核の絵も背景も同じように描き込んでいるからかなあ。労力のわりには表現部分で損をして、もったいないと思う。
余談だが、作者の短編集のどれかにサイボーグGちゃんが描かれているコマがある。あれは一体なんだったんだろう。
今日はこれで終わり。
Posted by keel at 02:19│Comments(0)
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