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2016年12月01日

『幻想水滸伝5』

もう10年も前になるんだな。

王子と聞いてなぜか記憶を奪還したので、レビューみたいなことをしておくか。
訳あって、おそらく一番クリアしたゲームがこのゲームになる。
ちょうどその頃作成したのが、グラス学園物語とかいう自作ゲーなので、この時期のことは結構覚えている。

余談はそれだけにしておき。


このゲームが良かった所って結構難しくて。
強いて言えば、多数のキャラがいながら、それなりにキャラが立っていたことだろうか。
当時は仲間108人は当然全部覚えていたし、今でも50くらいならすぐ出て来る。
そのくらいには、はっきりとしたキャラになっていた。

個人的に好きなのは叔母さんの他、レレイとゲッシュだが(クリアプレイ時は毎回パーティに入れてた)、戦わないルセリナとか戦争でしか出てこないレルカー3人衆とか結構好んでいた。あとコルネリオ。
敵もそれなりにではあるが、良かった。
強烈な個性のあるキャラはいないものの、どれもそこそこいいのが粒ぞろいな感じ。
強烈な個性…あっ(変な軍人は忘れてたことにしよう)


一方で悪い点というのも、テンポが悪いという点を除けば、そこまでつっかかる部分はそんなない。
翻せばテンポが悪いの一点が大きな問題だったのではないかと言える。

このゲームの話の流れ、まずは両親と妹(かわいい!)とのつながりを強く結びつけてから引き離す、という序盤、奪われた場所と人を奪い返す準備を行う中盤、そして実際奪い返す後半の3つの流れが存在する。

で、その序盤が長すぎるんだよなあ…
しかも長いのも、半分は操作不可のムービー。
ただ、これが長さを感じさせるかというと、また違うと思う。

実際の所、108も仲間を得る話になるはずなのに、プレイ数時間経っても仲間を増やすという行動にはならないところだ。
序盤は全て、後の仲間及び敵の話の仕込みばかり。
もちろん、序盤で出会った人が後で仲間になるという流れは悪いものではない。
が、全部それというのもちょっと…
そういう意味では、(仮とはいえ)拠点を持ってからの話はそこそこ面白くなっていく。
それでも仮拠点時ではほとんど仲間にならず、全体を見渡すと前半分は仕込みで終わってしまう。
この辺の、108星というゲームの仕様に対してのアンバランスさが最も問題だったのではないか。
特に、ダッシュ可能なキャザリーだったかがかなり後で仲間になるのはどうかと。


あとは(あとで気づいたのだが)UIが使いづらい点。
この辺は自身の反省点ではあるので深くは追求したくないが…慣れれば使いやすいのではあるが、それは転じて使いづらいと言ってるようなものだ。


他、当時は笑って過ごしていたが、モーションが一部変(というか失笑してしまいかねない)だったかも。
いや、個人的には好きだけど、ツヴァイクが拠点を見つけたときのモーションとか、窓開け(当時そう呼んでた)とか。


難点は多々あるものの、面白くないわけではなく、十分遊べる記憶しかない。
惜しむらくは、ずっとついてくるのがリオン一択(そういうわけでもないが)なのも、贅沢を言えば色々選びたい気持ちはあった。
ストーリーの見せ方的にはそれは難しいのは重々承知だが、今思えばそこはなんとかならなかったかと思う。
実質的にはこれのお陰でグラ学が完成まで持っていけたと言っても過言ではないから、悪い印象はさほどない。

書こうと思えば延々と書けるが、ただの感想ということでこれまでにしておく。


幻想水滸伝5についてはこれで終わり。

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